としごと・しごとと

映画「海獣の子供」は圧倒的な映像美と音楽が魅力です。まるで美術館に行った気分です。

昨日は、文化祭の振替休日でりーちゃんはお休みでした。

「行きたいね~」って言っていた映画に行きました。

アニメーション映画「海獣の子供」公式サイト。五十嵐大介原作、アニメーション制作STUDIO4℃
アニメーション映画「海獣の子供」公式サイト - 

【海獣の子供】です。

ポスターが美しいですね。

 

ここからはネタバレになりますので、これから観る方で前情報が一切いらないという方は観てからいらしてください。

よろしいですか?

 

ではでは・・・

ちょうど去年の4月に行ったところだったので、嬉しかったです。

来ました、水族館!水の者の私たち、数カ月に1回は水族館を満喫しないといけない体なのです。大水槽って癒されますよねぇ~。大好き。最近はスマホとアイパッドでこんな写真も撮れちゃうのねぇ。あ、さかなクンの説明があるわ。ここはエイが多いですね。あと最近人気のくらげ。綺麗な色ですね。イルカショーの時間だというので行ってみたんですけど、ご機嫌が悪かったみたいです。こういう日もあるさ!ふふふ。最後はちゃんとジャンプしてくれましたよ!トレーナーさんもヒヤヒヤでしょうね。頑張れ!サメに触れるタッチプールがありま...
【4コマ】新江ノ島水族館へ行きました。 - としごと・しごとと

でもポスターで描かれている大水槽は、新江ノ島水族館というよりは美ら海水族館っぽいです。

この雰囲気にそっくりじゃないですか?

そんなことばっかり考えて観てました。ええ。

美ら海水族館名物、ジンベエザメのフーディングタイム。

海獣の子供のポスターの中心は、ジンベエザメではなくクジラなんですけどそっくりじゃないですか?

さて、内容ですが・・・・・

複雑怪奇(複雑でわかりにくく不思議なこと。また、そのさま。)

後半は展開のスピードが早すぎて、本当に何がなんやら。

でも原作ファンの方の感想を読むと「とても丁寧に作られていて嬉しい」とか「素晴らしかった」というものが多かったです。だから内容を出来るだけ理解したいという方は原作を読んで行ったほうがいいかもしれません。

ハッピーエンドともバッドエンドとも言えず、解釈は人それぞれかと思います。

 

ざっとまとめると・・・

「空と海と体の中と、どれもまだまだ解明されていない部分で覆われた謎多き宇宙」といったところでしょうか?生命は輪廻する(命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること)ってことかしら。

 

いや、全然分からないよ!と思われたことでしょう。

そうですよね~。結局、私もよく分かっていないww  ゴメンww

 

でもね~~~

映像の美しさと音楽の良さは半端なかったです。

よくこんな映像を作ったなと。製作チーム<STUDIO4°C>頭がおかしい(褒めています)。

主題歌の[海の幽霊]を歌っている米津玄師さんは、ぜひ主題歌を歌いたいと自分で声を掛けたと述べています。

これは4分ちょっと。すでに凄い映像ですが、全編1時間51分もの間こんな感じです。

絵を描く方には大きなスクリーンで観て欲しいなぁ~と思いました。

ちなみに[海の幽霊]の歌詞

「開け放たれた この部屋には誰もいない 潮…」勇気をもらったり、泣けたり、癒されたり…、この歌詞をチェックしてみて!人の心を打つ「言葉」がぎっしり!
「海の幽霊/米津玄師」の歌詞 って「イイネ!」 - 

 

この歌詞を読むと、「ああ、何でもかんでも明確な答えを求めちゃいけないんだな。わからないままのことも沢山あるよ。」と教えてもらった感じがします。

【海獣の子供】は単なるアニメ映画というよりは、美術館・水族館・オーケストラ・日本文学を観に行ったあとのような何とも言えない不思議な映画でした。

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