昨日、生地屋さんに用があって出かけたんですが・・・
スターバックスコーヒーに吸い寄せられました。なんか「サクラ」に目がない私。
店員さんに「桜づくしですね」って言われました。ふふふ。
さくらフルミルクラテは、とても美味しかったです。ただ下はコーヒーなのかと思ったら、ミルクでした。
ミルクラテとは一体・・・ww
※ラテはイタリア語、ラッテからミルクの意味
ミルクラテとは一体・・・(2回目)ww
桜シフォンは完全に関東風桜餅の味がしました。あんこがないのに桜餅の味。
そもそも「さくら味」とは何ぞや。
毎年疑問に思うのに、「さくら」と名のついた商品についつい吸い寄せられる私なのでした~。
おまけ・・・
値上げ初日に張り切って行ってしまったよ?なんてこったい。
だって普段はあんまり行かないから、スタバのコーヒーの値段知らないもん。
変わったフレーバー(ピスタチオとかティラミスとか)が出た時にしか行かないもん。
<今日のうんちく> 何か新コーナーが出来た・・・
桜餅(さくらもち)は桜にちなんだ和菓子で、桜の葉で餅菓子を包んだものです。
この桜餅って、関西と関東で全然違うのを知っていますか?
関西風桜餅:関西で作られている桜餅。道明寺餅(どうみょうじもち)または略して道明寺ともいう。関西では関東風の桜餅を見ることはほとんどなく、桜餅といえば関西風の道明寺餅のことを指す。
関西風は道明寺粉(水に浸して蒸したもち米を干して粗目にひいた食品)を蒸して餅を作り、これにあんを詰め、桜の葉に包んだもの。
関東風桜餅:関東で作られている桜餅。関東以外では長命寺餅(ちょうめいじもち)とも呼ばれることもある。関東では関東風の桜餅のことを長命寺餅と呼ぶことは少なく、「長命寺の桜餅」と称した場合、向島の「長命寺桜もち」製の桜餅を意味する。
小麦粉を水で延べて熱し固めた生地を作り、あんを挟んだ生地に桜の葉を被せたもの。
関西風はおはぎのような感じですが、関東風は皮の薄いどら焼きのような感じです。
全く違うお菓子なのです。面白いですね。
あ、味はどちらも桜の葉の塩漬けの味です。好みがありますよね。
歴史を調べると江戸時代に遡ります。(wikiより抜粋)
「長命寺の桜もち」は1717年に、元々は寺の門番であった山本新六が門前で山本屋を創業して売り出したのが始まりとされる。隅田川の桜の落ち葉を醤油樽で塩漬けにし、餅に巻いたとされる。もとは墓参の人をもてなした手製の菓子であったといわれ、桜餅の葉は落ち葉掃除で出た桜の葉を用いることを思い至ったからだという。はじめは桜の葉のしょうゆ漬けだったともいわれる。将軍吉宗の台命により同じ年に側傍の隅田川沿いに北から南へ桜木の植栽が行われ、これを機に花見時に賑わい発展した。
長命寺の人気にならって、大坂では北堀江の土佐屋に1830〜1844年の頃に現れたという。東京製菓学校では、長命寺がもとと考えているが、根拠は挙げていない。もち米でできた昔からの桜餅が、古くから伝わる和菓子の流れに合って各地に広まっている。
つまり関東風の方が100年くらい先に出来たようです。ほ~。
ついでなので、桜の葉っぱについても調べておきましょう。
桜の生の葉には塩漬けの香りはなく、桜の葉を塩漬けにすることで香る。桜の葉は香りを添え、葉で包むことによって内容物の乾燥を防ぐ。葉がやわらかく毛が少ないオオシマザクラの葉を塩漬けにして使う。この塩漬けの桜の葉は、全国シェアの70%ほどが伊豆半島の松崎町で生産されている。餅の大きさとの外観上のバランスから、関東では大きめの葉、近畿では小さめの葉を好んで使う傾向がある。
桜餅の独特の芳香は、この桜の塩蔵葉に含まれる香り成分のクマリンによる。桜餅は、桜の葉を取り外して食べても、そのまま食べてもよい。肝毒性を持つクマリンは食品添加物としては認められていないので、美味とはいえ極端に摂食しすぎることには注意が必要である。
また桜餅元来の色は、葉から浸出した色素成分カロテノイドによる。 上記のクマリンおよびテルペンの芳香、テアニンが微量に含まれるので、奈良時代ごろには梅の蕾と共に口臭予防効果として口に含む風習があった。
桜の葉は食べても食べなくてもいいのね~。
クマリンは桜の葉やシナモンなどにも含まれているそうです。
はっ!まーさんはシナモンが苦手なので、だから桜餅も苦手なんだな!すごく納得したぞい!
うちで作る桜餅は関東風です。わたし、すっかり関東の人になってしまいました。
しかもまーさんが桜の葉が苦手なので、桜の葉は使わないと言うね。
ただの「もち粉と小麦粉を混ぜて焼いたピンク色の皮であんを包んだやつ」ですわ。
桜餅の見た目をした別の何かですわww