うちでは誰もあまりテレビを見ないのですが、テレビ欄は毎日チェックしています。
マニアックなタイトルに心惹かれる わたし。
だけどなぜか、きーくんも一緒に見るって!
銅鐸(どうたく)は歴史の教科書で一度は見たことがありますよね。
銅鐸ってね、本物は7000万円くらいするらしいですよ?(テレビでは1センチ100万円って言ってた)
本当かいな・・・?
松帆銅鐸(まつほどうたく)
2015年、南あわじ市内にある石材製造販売会社の工場内の砂山で、銅鐸が計7つ見つかったのです。しかもその銅鐸すべてに舌がついたままだったんです。
銅鐸と舌が一緒に発見されることは少なかったので、これは大発見でした。
松帆銅鐸、見てみたい。
国宝の銅鐸の中でも、桜ヶ丘5号銅鐸(神戸市立博物館所蔵)には鳥・鹿・魚・スッポン・カエル・ヘビ・トンボ・カマキリ・人が描かれています。これも見てみたいです。
銅鐸はやっぱり鳴らして使っていた模様。しかしどうやって鳴らす?
それは昔描かれた絵にヒントがあり、十字に組んだ棒の左右に1つずつ銅鐸を吊り下げて、真ん中の棒を揺らすことで音を鳴らしていたのではないかということでした。実験では安定した音が響きました。
それと銅鐸を作る工房は主に2派閥あったと推測されました。
しかし、2派閥の特徴が一緒になった銅鐸が見つかったのです。
強い大王が現れて、国が統一されたということなのでしょうか?
そして銅鐸はある時を境にぱったりと姿を消します。
魏志倭人伝(中国にある歴史書で日本のことが少し書いてある)で、卑彌呼(卑弥呼)のことが書いてある時期なんですって。
この頃見つかっているのは、銅鏡です。
銅鐸から銅鏡に変化したのは、卑弥呼が女性だったからなのかしら?と想像すると面白いですね。
答えは分かりませんが、考古学はロマンがあるなぁ~と思います。
銅鐸は「島根県古代出雲歴史博物館」で沢山見られます。
写真撮影禁止なのかと思ってあんまり撮らなかったのと、中が暗くていい写真が無かったです。
島根県の出雲大社です。神様の国って感じがしました。
昔から古墳とか、大好きなんです。
奈良県の高松塚古墳。ここでは銅鏡が見られます。
この壁画は教科書で見たことあるのではないでしょうか。カビでたいぶ傷んでしまって修復中ですが、修復はかなり難しい状況なんだそうです。
それにしても、私のこの独特な英才教育のお陰で、きーくんがいい感じに育っておりますww。
邪馬台国には、九州説と畿内説(奈良のあたり)があるんですけど、「九州説には無理があるよね。銅鐸も銅鏡も兵庫とか奈良から見つかってるんだもん。」「でも、九州では金印が見つかってるんだよ!」「ああ、金印は強いね~」みたいな会話ができます。
た・の・し・い!