きーくんのコートを買いに行ったときに手芸店の前を通りました。
ああ、もうそんな時期なのねぇ。毎年この時期は忙しかったわ。ふふ、懐かしい。
なぜこんなにあるのかって?
それはね、昔キッズカフェで縫い物を教えていたからだよ。(何でもしているよww)
だからこの時期は入園・入学バッグを作りに来るママさんが多かったよ。
ロックミシン(布の端っこがほつれないように処理するミシン)も2台あるよ。
それにしてもミシンって、メーカーも種類も多いですよね。
どうやって選べばいいのん。
そもそも、どんな種類があるのか知ってますか?
いろいろ書いてあったんですが、わかりにくいのでざっくり説明しますね。
■電子ミシン
針の上下運動はコンピュータではなく電子基盤で制御されている。
パワーが一定なので、最初から最後までほぼ同じスピードで同じように縫える。
ミシンを止めたとき、針が上で止まる。
■電動ミシン
昔ながらのタイプのミシンで、コンセントから直接モーターに電気を送って動いている。
フットコントローラーで動かすことが多く、フットコントローラーの踏み具合によって針が動くスピードが変わる。
■コンピュータミシン
糸調子や縫い目の調整など針の動き全てを、内蔵しているコンピュータで制御している。
液晶画面があり、本体のボタンを押せばさまざまな操作が自動的にできる。
刺繍やステッチなどの機能などが付いたコンピュータを搭載した機種もある。
要は
①電源から電気が電子基盤を通っているのが電子ミシン
②電源から直接モーターに電気が通っているのが電動ミシン
③電源から電気がコンピューターを通っているのがコンピューターミシン
って感じでしょうか・・・。
でも1万円のミシンもあれば、10万円のミシンもあるではありませんか?
何が違うのよ?
ハッキリ言って、ミシンは外から見ても素人には違いがわかりません。(もちろん私にもわからないです。)
ミシンに内蔵されている電子基盤やコンピューターの性能は外からは本当にわかりませんが、値段の差にはなっていると思います。
※例えば見た目は同じだけど、中身はファミコンとスイッチくらいの差があるのかもしれません。そういうイメージで考えるとわかりやすいですね。
じゃあ、どうやってミシンを選べばいい?
私はコンピューターミシンも持っていますが、いろいろな縫い方はほとんど使ったことがないです。
強いて言えば、スカートの裾の「まつり縫い」と「ボタンホール」くらいでしょうか。
安くていっぱい機能があると嬉しいしお得な感じがしますが、むしろ必要な機能だけでどっしりしたミシンの方が安くても壊れにくい気がしています。
あ、機能をちゃんと使う人は良いんですよ。無駄になりませんから。
やっぱり、良いミシンは高くなってしまいます。
母が買ったものなのでハッキリした値段は知らないのですが、母が買った当時でも20万くらいしたと言ってました。よく買ったなぁ~!!
でもこのミシン、30年選手で今でも現役です。
一度モーターが空回りして動かなくなってもうダメかと思ったのですが、ダメ元でメーカー(ジャノメ)さんに連絡したら直して下さいました。「良いミシンなので大事にして下さい」と。
嬉しかったなぁ~。
結局、どういうことかと言いますと・・・。
安いミシンほど使いにくいのと壊れやすいと感じます。(絶対ではありませんよ!)
あと軽いミシンは持ち運びには便利ですが、振動に負けて縫い目がガタガタしがちです。ミシンが重いのには理由があると思います。
ところで、安いミシンにはこういう営業方法があるのを知っていますか?
1:安いミシンの広告が入る。使い方を説明してくれるという親切さ。申し込む。
2:営業の人が来て安いミシンの使い方を教えてくれる。が、この安いミシンが使いにくい。すごく使いにくくて使えない。
3:結局安いミシンではなく、普通~高い値段のミシンを購入することに。
こういう手口なんです。え?何で知っているのかって・・・?(ブルゾンちえみ風)
えっとね~、うちの母が話してくれました(爆)
安いミシンでいいから欲しくなったんだって。私が良いやつをもらったばっかりに。すまぬ。
でもうちの母は超ポジティブさんなので、これが営業の手口だなんて思ってもいません。「私には安いミシンは合わなかったわ~」って思ってるの。ハッピーでしょ。すごく良い。
でも、みなさんは気をつけて(キリッ)!
折角なので、ミシンのメーカーについても書いておきますね。
蛇の目ミシン工業(JANOME):家庭用ミシンのシェアは世界一。家庭用の刺繍ミシン・コンピューターミシンを初めて製造するなど、日本のミシン界のパイオニア的存在といえます。初心者から上級者まで、幅広い製品を提供しています。
ブラザー工業(brother):国内3大ミシンメーカーのひとつで、家庭用から工業用まで実に豊富な機種を製造しています。ブラザーミシンの特徴は高いデザイン力で、薄地や繊細な生地を縫うのを得意とするミシンが多く、洋服などを作る人に人気。刺繍ができるミシンに力を入れており、刺繍用のソフトの種類も充実。
シンガー(SIINGER):アメリカにある世界最大のミシンメーカー。シンガーミシンの特徴はデザイン性と品質の高さ。1851年創業から長く続く老舗のメーカー。「モナミヌウ」と「モニカピクシー」の2つのブランドが特に人気です。
JUKI株式会社(JUKI):工業用ミシンのシェア世界一。工業用ミシンの8割以上が海外販売されており、世界中で売られている洋服の約3割の生産にJUKIのミシンが関わっているといわれるほど。ジーンズの裾上げ用ミシンもJUKI製が多い。パワーと耐久性に優れた上位機種は、洋裁上級者に指示さてれいます。
ジャガーInc.( JAGUAR):国内初の家庭用ジグザグミシンの開発に成功したミシンメーカー。価格の割には機能が充実しており、近ごろはハローキティーミシンなど若い層の女性をターゲットにした商品も販売しています。
株式会社ベビーロック:世界初の家庭用小型ロックミシンの開発に成功。「衣縫人」や「糸取物語」などのロックミシンが人気。世界初のエアスルールーパー糸通し、自動糸調子を開発。
アイシン精機:トヨタグループの自動者部品メーカーが作るミシン。インテリアにも溶け込むデザイン性にすぐれたミシンSP10が人気のミシンメーカー。
※以前イベントで見せて頂いた時に個人的に気になったアイシン精機のミシンです。多機能すぎずシンプル、でも使いやすさにはこだわったミシンなのに、案外リーズナブルなんです。気になる。
少しでもミシン選びの参考になると嬉しいです。
アイシンのミシンはデザインがおしゃれ。
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実はジャノメミシンさんも好きです。フットコントローラーはあったほうが便利です。
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シンガーさんはモニカヌウが有名。私の通っていた洋裁教室で使っていたのは、シンガー製の足踏みミシンです。
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ミシン、いっぱいあってもまた欲しくなります。病気かしら。
※今回参考にさせていただいたサイトはこちらです。