きーくんは中学2年生、そしてソフトテニス部です。
1月ですよ?なんとまだ、新しい部長も副部長も決まってなかったんです。
本来なら3年生が引退した時点(去年の6~7月)で決まっているはずなのですが、なかなか決まらなくて。
部長に立候補した子がきーくん以外にも何人かいたみたいで、先生も決めかねたのかな~。
だから去年の秋頃、こんなことを言ったんです。
生徒会にも立候補できず。
過去に担任だった先生にも、「きーくんは生徒会をやったほうがいい」って言われてたのに。
中央委員(学級委員みたないもの)に関しては、なぜか給食委員をやると言い張るし。
きーくん、平日も休日も朝練も放課後連もほとんど休まずに部活を頑張ってたんです。
でも優勝するほど強いわけではないので、部活に関して内申書に書けることがない。
県大会優勝とか準優勝とか成績で結果が出せたら記載できるんですけど、難しいですよね。
しかも部活で朝練に行くから、学校が募集してた早朝ボランティア(花の種植えとか草抜きとか)にも参加出来ていません。
内申書のために部活していたわけではないけど、頑張った結果が形に残るのと残らないのは違いますよね。ソフトテニス部部長もしくはソフトテニス部副部長というのは内申書に記載できます。
大人でも履歴書の右側が真っ白だったらちょっと寂しいですよね。そんな気持ちです。
今は2人で交代で部長をしているそうですが、もう1人の男の子も部活を頑張ってたのを知ってるので、部長でも副部長でもどちらでも良いそうです。
※ただし高校によっては、部長しか加点しないという所もあります。厳しい。
後輩もただの先輩が言う事よりも、部長が言う事のほうが効力があるようです。
肩書きって大事なんだね・・・。
前から思ってた事を先生に伝えてきたそうです。
思ったことをちゃんと伝えられるって凄いことだと思うよ。頑張れ~!
【調査書(内申書)について】長いので、興味がある方だけどうぞ~。
※地域や学校によって違うと思うので参考までに。埼玉県ではこんな感じです。
調査書は、3年間の成績・3年間の学級活動・生徒会活動・学校行事・出欠の記録・その他(部活の部長とかコンテスト入賞・ボランティアへの参加回数・硬筆展の結果・書き初め展の結果・漢字コンテスト満点・スペリングコンテスト満点など学校内での賞)・英検・漢検・数検なども記載できます。
ただし3年間同じ先生が担任ではないので、すべてのことを学校が調べて書いてくれるわけではありません。3年になってから自分でこんなボランティアに参加したよとか英検3級合格したよと足りない分を追加で申請する形になっています。
3年もあるとかなり忘れてしまうので、中学1年生の時から参加したボランティアとか賞の結果などはどこかにメモしておいたほうが良さそうです。
でも「内申書ってそんなに大事なの?」って思われますよね。
1・例えば県内の公立高校が新生徒を500人を募集するとします。すると800人の希望者が集まりました。
2・入試を行って成績順に並べます。そして上位300人を合格とします。
3・正直301~600人目くらいは成績が似たり寄ったりになります。だったら部活や学校行事を真面目に参加していた生徒を合格にしましょう。
ここで調査書(内申書)の出番です。
4・調査書を見ながら並べ直しを行い、残り200人を選びます。
今の(埼玉県の)公立高校の入試はこんな感じです。選考基準は高校ごとに決まっています。
このことを中1の時から知っているのと中3で初めて知ったのとでは全然違うと思います。
合格出来るか出来ないかは本人の頑張り次第なので分かりませんが、親として出来る限りのサポートはしておいてあげたいな~と思います。