今日の絵日記は、この先高校受験を行う小中学生と保護者の方には知っておくと便利かもしれない情報です。特に埼玉県にお住まいの方は目を通しておいて欲しいです。
私は愛媛県出身なので、埼玉県での高校受験はりーちゃんが初めてなのです。
先日の進路説明会で埼玉県の私立高校には推薦制度があり、「単願推薦」と「併願推薦」があることがわかりました。ええ?なにそれ・・・。
つまりこうです。
私立高校が行っている「個別相談会」というのは、これらの推薦がもらえるかどうか判断するので希望者は来てくださいということです。
ここでいう成績とは・・・
中1と中2の通知表、中3の通知表は夏休み終わりに学校に再提出するので、コピーを取っておくと良いです。
さらに模試(北辰テスト)の結果を持って行きます。高校によっては第3回目以降の模試しか参考にしないなど決まりがあります。第1回と第2回の模試は時期が早いため、中3の成績を反映していないからだと思います。
しかし、一番良かった成績と一番間近に受けた成績の平均値を参考にするため、模試は多めに受けておいたほうが良さそうです。
そんなこんなでこれらの成績を参考に、推薦できるかどうかが判断されます。
中1と中2の出席日数は大事でした。「中3から頑張る~!」では遅いようです。
それと中3の一学期の成績が振るわなければ、推薦状は書いてもらえません。(個別相談に来れば全員がもらえるというわけではありません。)
個別相談の結果、今の段階で推薦できるコース(特進コースや進学コースなどに分かれています)が決まりました。
りーちゃんは上から2番目のコースまで受験することが可能だそうです。それ以下のコースも受験することができます。
もし1番上のコースを受験したい場合は、次の模試で頑張って偏差値をあげて、もう一度個別相談に来ればいいそうです。
※このコースでこの先、進学できる大学が決まります。難関国立大学を受けたい人は一番上のコースを目指すのだそうです。
とりあえず、私立高校の推薦状をもらうことができました~!10月末の段階で貰えていると気持ちがかなり楽です。親孝行なり~。
りーちゃんは「私立高校の推薦があるなら、ちょっとレベルが上の公立高校を目指す?」とか言ってます。あ~、そういうチャレンジができるのか~。そうか~。
それはこれからの模試の結果次第で、自分で決めていいよ~と言っておきました。
これはあくまで推薦状なので、飲酒や喫煙などの問題行動などがあれば取り消されます。優先券みたいなものです。
それにね~
併願推薦の場合は延納手続き(入学金は公立高校の合格発表の後で払いますよという手続き)というのが必要で、これを忘れると推薦が取り消しになっちゃいます。
しかも延納手続きができるのはたったの4日間だけ・・・。忘れるわけにいかない。
さらに私立高校に入学することになった場合、公立高校の合格発表の翌日までに入学手続きをしなければなりません。
これは親もウカウカしていられません。ちゃんと把握しておかないと大変なことになる!!
そして関東は私立高校の数が多くて中学校はカバーしきれないため、基本的にはノータッチだそうです。個別相談会などのスケジュールは親が調べて動けというスタンスです。(ほんとに)
受験生の親が大変というのは、こういうことなんですね。
うちは年子なので来年も高校受験があります。記録のために記事にしました。
これから高校受験を経験するお子さん&保護者の皆さんの参考になると嬉しいです。