今日はいつもと違って、とても真面目な話です。
我が家の高校生たち、2人の環境が全く違います。
コロナの対応も高校によってまちまちでしたが、今年が学年による差が激しく…
今年の高校1年生は中学校の卒業式も高校の入学式も簡易、そのあと2カ月休校、オンライン授業、テスト、旅行や体育祭、文化祭などはほぼ中止で本当に可哀相でした。
登校もクラスの半分ずつの交代制で、おしゃべりもなるべく控えてと言われるもんだから、友達もなかなか作ることが出来ず。それなのに文理選択、進路調査。この前やっと高校受験を終えて入学したばかりの子たちに、希望の大学を書けと言われても書けないよ。
加えてこの暑さの中、遠方まで慣れない自転車登校。そりゃあ、身体に異変も起こりますわ。
厚生労働省のうつ病の体に出るサイン「食欲がない・体がだるい・疲れやすい・頭痛や肩こり・動悸・胃の不快感・便秘がち・めまい・口が渇く」などはバッチリ当てはまります。
ほかにもやたらと眠い、何もやる気がおこらないなどの症状も見られました。
こころの病気といっても、種類も症状も様々。病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なり、主に症状や持続期間、生活上の支障などから診断名をつけます。 うつ病|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 - |
鬱病なのかそれとも自律神経がバグっているのか分からないけど、ふとんから起き上がれない日があったんです。
1学期の終わりは休みで良かったんですが、2学期の始業式はそうもいきません。
この休みは1回切りなのかそれともずっと続くのか。
きーくんに話を聞くと、「イジメやアカハラ(アカデミーハラスメント)などはない、自分でも自分の体がわからない、学校は辞めたくない、学校に行きたいけど起き上がれない」ということでした。
こんな時どうしますか?
私とまーさんは、担任の先生にきーくんの現状を伝えに行きました。(本人は「行けない」と言ったので…)
どうしても学校に行けない日は休ませること・学校に来た日も具合が悪いと言ったら熱がなくても保健室に行かせて欲しいということ・教科によって休みが偏るのは良くないこと、留年しないように配慮することなどいろいろな話をしました。
先生にも「早く来ていただけて良かった」と言ってもらえました。
家に帰って、先生との話合いをきーくんに伝えたところ…
きっと成績の事とか進路のことやなかなか縮まらない友達との距離など、いろいろな心配事があったのでしょうね。
長い人生だ。ぼちぼちいこう。
というわけで、先週末にカラオケにも行ってきたの。7時間歌い続けたよ(*^▽^*)
コロナでの休校中、子供たちの就寝時間もすっかり遅くなっていたので今は11時に寝るように変えました。私も今までより2時間早く寝ています。
しっかり食べて、しっかり寝るという当たり前の生活をきちんと整えていこうと思います。
きーくんは自己肯定感が低いタイプでもネガティブなタイプでもなかったのですが、今回のコロナ禍で思いのほか崩れました。
ほんとうに誰にでも起こり得る出来事です。
今回の対応が正しかったのか、何が正解なのかは分かりません。
親としてまだまだ成長しないといけないと思う出来事でした。