昨晩、きーくんに古典「竹取物語」について聞かれました。
「さぬきの翁(おきな)」と「さかきの翁」どちらが正しいのかって。
そういう調査、大好物。調べました~。
素人がざ~っと調べたものなので、雑学程度にお楽しみください。(間違ってたらごめん!)
結構大作なので、サササッと読み飛ばしてくださいww
【竹取物語】は物語の正式な題名ではなく、いろいろな名前で呼ばれているようです。
印刷技術もない平安の世、人の手で書き写す間に「さぬきの翁」と「さかきの翁」が出来上がってしまったみたい。どちらが正解なのか原本がないのでわからない。
だから本によって表記が違うんですね!
せっかくなので、【竹取物語】を図解してみたよ。(やっぱり暇なのか!?)
3寸の子もびっくりだけど、3ヶ月で成長しちゃうのね。絶対に人間じゃないや~ん。
多くの男性がかぐや姫を一目見ようと何ヶ月も頑張るけど、最後まで残ったのはこの5人。
実在のモデルが確認されてるので、おそらく全員にモデルがいたんだと思う。
この5人に求婚されたかぐや姫は、おのおのにプレゼントを要求。本物のプレゼントを1番に用意できた人と結婚すると言います。
そのプレゼントが・・・
さては、結婚する気がないな!?
でも男性たちはなんとかしようと奮起。
これらの行動によっていろいろな言葉が生まれています。
石作皇子は大和国十市郡の山寺にあった只の鉢を持っていき嘘がばれたが、鉢を捨ててまた言い寄ったことから、思い嘆くことを「はぢを捨てる」[注釈 26]と言うようになった。
車持皇子は玉の枝の偽物をわざわざ作ったがその報酬を支払われていない職人たちがやってきて偽物と発覚、長い年月姿が見えなかったことから「たまさがなる」[注釈 27]と言うようになった。
阿倍は唐の商人から火鼠の皮衣を購入した。この衣は本来燃えぬはずであったが、姫が焼いてみると燃えたので贋作と分かり、阿倍に因んでやり遂げられないことを「あへなし」[注釈 28]と言うようになった。
大伴は船で探索するが嵐に遭い、更に重病にかかり両目は二つの李のようになり、世間の人々が「大伴の大納言は、龍の首の珠を取りなさったのか」「いや、御目に二つ李のような珠をつけていらっしゃる」「ああたべがたい」と言ったことから、理に合わないことを「あなたへがた」[注釈 29]と言うようになった。
石上は大炊寮の大八洲という名の大釜が据えてある小屋の屋根に上って子安貝らしきものを掴んだが転落して腰を打ち、しかも掴んだのは燕の古い糞であり貝は無かったことから、期待外れのことを「かひなし」[注釈 30]と言うようになった。
その後、中納言が気弱になり病床にあることを聞いたかぐや姫が「まつかひもない」[注釈 31]と見舞いの歌を送ると中納言はかろうじて、かひはなくありけるものを[注釈 32]、と返歌を書き息絶えた。これを聞いてかぐや姫は少し気の毒に思ったことから、少し嬉しいことを「かひあり」(甲斐がある)と言うようになった。
※ウィキペディアより引用
なるほどね~。
結局、かぐや姫が求めたプレゼントを用意できた人はいませんでした。(それよりも死人がでてるやん!)
帝(みかど)、参上。
かぐや姫を一目見た帝はすっかり虜になってしまう。神輿に乗せて連れて行こうと思ったが、かぐや姫が姿を影に変えてしまったので諦め、手紙を送る。
こうしてかぐや姫との文通が始まります。
そしてまた年月が経過・・・
月からお迎えが来て帰らなくてはならないそうです。
翁や帝らが連れて行かせまいと屋敷の守りを固めるが、太刀打ちできません。
このときに迎えに来た王らしきものが言います
お前、幼き者よ。少しばかり翁が善行を作ったから助けにと、僅かばかりの間ということで姫を下したところ、長い年月の間に多くの黄金を賜って、お前は生まれ変わったように金持ちになったのだ。かぐや姫は罪を御作りになったので、このように賤しいお前の元にしばらくいらっしゃったのだ。罪の期限は過ぎた。早くお出し申しあげよ
※ウィキペディアより引用
ちょっと待って!?かぐや姫は月で何をしたの?流刑だったの!?(混乱)
そして、一番気の毒なのが文通で愛を育んでいた帝ですよ。
3年も文通した結果、最後に怪しげな薬(不死の薬)をもらう。
急に富士山の由来(諸説あり)が出てきた。
え~、竹取物語ってこんなんだっけ?古典の時間、寝てたのかと思うほどに記憶がありません。
こんなに調べたのに、きーくんの宿題の役に立たなかったww
用言と体言、覚えてます?
そして動詞の活用というのが・・・
テストのときに大混乱するやつ。
これ、高校生全員に必要な知識なんだろうか?
なんかもっと楽しい古典の授業があると思うんだけどな~。(これが楽しくて好きという人もいるかもしれないか…)
私達も高校のときにやったけど、全く覚えてないしね~。
楽しい勉強がしたいな~。(※個人的な感想です。)